市報むさしの　No.2288　令和8年（2026年）1月1日号　2-3面　

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新春座談会
未来を担う学生たち×市長
夢中で進むチカラが未来をつくる

　令和8年、新しい年が始まりました。来年の令和9年、武蔵野市は市制施行80周年を迎えます。これからのまちを担っていくのは、好奇心にあふれ、行動力を持った若い世代です。
　彼らは、いま何に夢中になり、どんな未来を思い描いているのでしょうか。市内在住の若い世代の方々に集まっていただき、市長とざっくばらんに語り合ってもらいました。

武蔵野市長　小美濃 安弘（おみのやすひろ）
医科大学6年生　フィンスイミング日本代表　上野 愛美香（うえのあみか）
中学2年生　津軽三味線 木乃下流 礼香会　岩田 美智花（いわたみちか）
高校2年生　Teensムサカツ　植野 理太（うえのまさひろ）

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さまざまな活動を通して
自分を表現する

市長　皆さま、新年あけましておめでとうございます。今日は、武蔵野市在住の未来を担う若い世代の方たちにお集まりいただき、いま夢中になっていることやこれからの夢についてお話しいただきたいと思います。若い世代の皆さんと直接お話しするのを楽しみにしていました。では、まず自己紹介をお願いします。

岩田　私は6歳から津軽三味線を始めて、7歳からは民謡も習い始めました。毎年、津軽三味線の全国大会や世界大会にも挑戦していて、昨年5月に青森県で行われた津軽三味線世界大会ジュニアＣ級では優勝することができました。10月に成田山新勝寺で行われた「成田弦まつり」では合同演奏だけでなくソロ演奏もさせてもらって、500人くらいの国内外の方たちの前で演奏しました。YouTubeの自分のチャンネルでは、津軽三味線の演奏動画を投稿しています。

市長　せっかく三味線を持って来ていただいたので、何か１曲弾いてもらってもいいですか？　(岩田さんが演奏する『津軽じょんがら節』を聴き終えて)　いやあ、素晴らしいですね。力強い演奏で、間近で聴くと迫力があります。弦をほとんど見ないで弾くんですね。

上野　私は大学で医学を学ぶ傍らフィンスイミング選手として活動しています。武蔵野市には小学1年生くらいから住んでいて、吉祥寺の藤村水泳教室に通っていた小学6年生の時に、足ヒレを付けて泳ぐフィンスイミングと出会い、中学3年生で転向しました。令和5年から3年連続で日本代表として国際大会に出場していて、昨年度は2種目で日本記録を達成。11月に中国で行われた東西アジア選手権に出場し、2種目で銀メダルを獲得しました。

植野　僕はほかのお2人に比べると何か特別なことをしているわけではなくて、中高生が市のまちづくりに対して提言を行う「Teensムサカツ」という市の活動に中学2年生から参加してきました。最初は「武蔵野市子どもの権利条例」の前文をみんなで考えようというテーマで話し合いをして、僕たちが提言した言葉が今も条例の前文に載っています。令和６年は地域の商店街の課題を見つけようというテーマで、実際にお店のお手伝いをしながら課題を発見して、令和7年2月には市の方や市長の前で提案を発表しました。令和7年8月からは、中高生の相談できる場所をテーマに話し合いを進めています。

市長　皆さん、本当に素晴らしい活動をされ、また成果も出されていますね。植野さんは、「特別なことをしているわけではなくて」と言うけれど、まちづくりに対して中高生が提案をするTeensムサカツの活動はとても有意義なものだと私も感じています。ほかのお2人と同じように立派な活動ですよ。

若い世代の興味や夢を
市も応援

市長　ところで皆さん、それぞれの活動を始めたきっかけは何だったんですか？

岩田　もともとは母が三味線に興味を持っていて、体験教室に行った時に私も付いて行って「やってみたい」と思ったのがきっかけです。その前に、いくつか習い事をしていたんですけど、どれも長続きしなくて。でも、三味線は、自分に合っていたというか、やっているうちにどんどんハマっていく感じでした。母も習うようになって、家で一緒に練習ができたのがよかったのかなと思います。

植野　僕は市報でTeensムサカツのことを知って、中高生が参加できるこんな活動があるんだと思って興味を持ったんです。趣味は鉄道やバスに関することなんですけど、自分が住んでいるまちについて考えてみるのもちょっと面白いかな、と。学校では学級委員とかクラブの部長をやっていたりするので、みんなの意見を聞いてまとめたりするのが好きなのかもしれないですね。

上野　私は0歳からベビースイミングを習っていたんですが、最初は水泳が嫌いで、親に聞くと幼稚園くらいまではずっと泣いて嫌がっていたそうです。藤村水泳教室に通うようになってから、だんだん好きになってうまくなっていった感じでした。私たちの練習が終わった後、同じ水泳教室出身でフィンスイミング選手として活躍されていた藤巻紗月選手がよく練習にいらしていて、そこで初めてフィンスイミングを知りました。藤巻選手がとても優しくてチャーミングで、足ヒレを使って泳ぐ姿もかっこよくて自分もやってみたいと思ったのが始めたきっかけです。足ヒレは自分の足に合ったものをオーダーメイドするのですが、普通の水泳と違って道具をいかにうまく使いこなすかなど、研究していく楽しさもあって奥深い競技です。

市長　市としても、若い世代の方たちの興味や、やりたいことをできるだけ応援していきたいと考えています。Teensムサカツでも中高生の居場所づくりをテーマにして話し合ったことがありますが、例えば武蔵境の「武蔵野プレイス」には自習スペースや音楽の練習スタジオなどがあって若者の居場所になっています。でも、まだまだ少ないので、これからもっと増やしていけたらと考えています。あと、上野さんのようにスポーツを楽しむ人たちの施設も必要に応じて補修などをして整備していく方針です。

活動していてよかったこと
うれしかったこと

市長　皆さんにとって、それぞれ活動をしていてよかったこと、うれしかったことは何ですか？
岩田　大会で優勝した時、学校の友達や知り合いに「すごいね」と言われたりすると、やっぱりうれしいですし、次はもっと頑張ろうと思います。大会に出たり、人前で演奏をしたりする時、直前まではすごく緊張するんですけど、「失敗したらどうしよう」と考えるとうまくいかなくなるので、余計なことは考えないで、「毎日練習してきたんだからきっとうまくいく」と思うようにしています。

植野　市の条例の前文に自分たちの言葉が載って、今もそれが残っているのはうれしいです。あと、まちの人たちの声を聞いて発見した課題や自分たちが「ああでもない、こうでもない」と議論したことを一つの形にして、実際にまちを動かしていく人たちに直接伝えられたこと自体が良かったと思います。これからそれが目に見える形でまちづくりに反映されていったら、すごくうれしいなと思いますね。

上野　一番うれしかったのは、日本新記録を出せた時です。私はもともと不器用なんですけど、「日本新記録を出すまで絶対に諦めない！」という気持ちでコーチと二人三脚で練習してきたので達成感がありました。フィンスイミングは日本ではプロスポーツではないのですが、だからこそ、さまざまな年齢やバックグラウンドを持つ人たちが行っています。練習はハードですが、多様な人たちと交流することで私自身の視野も広がって成長を感じられるのが良かった点です。あと、私の泳ぐ姿を見て感動したと言ってもらえた時は、続けてきてよかったなと思いますね。

未来を生きる世代が描く
これからの夢

市長　皆さん、何かに夢中になることで大きなものを得ているんですね。これから先、どのような夢や目標を持っていますか？

岩田　もっと三味線の技術を磨いて、いろいろな場所でたくさんの人たちに私の演奏を聴いてもらいたいです。あと、イラストや漫画を描くのも好きなので、両方できる人になれたらいいなと思います。

市長　岩田さんは三味線だけじゃなくて漫画もうまいんですか。実は私も中高生時代は漫画を描くのに夢中でした。何もないところから何かを作り出すのが好きだったんです。三味線は日本の伝統文化ですから、海外の人も興味を持ってくれそうですね。市は多文化共生にも力を入れているので、国際交流のイベントなど演奏を披露する場もいろいろあると思いますよ。

植野　僕はもともと法律に興味があるんですけど、『イチケイのカラス』というドラマの影響もあって、将来は裁判官になるのが夢です。その前に大学受験を頑張らないといけないんですけど(笑)。いろいろな意見や事実がある中で、それを論理的にまとめながら最終的に一つの結論を出す、という意味では、Teensムサカツでの活動もきっかけになったのかなと思います。

上野　フィンスイミングはまだまだマイナーなスポーツなので、その魅力を多くの人に知ってもらいたいですし、世界に挑戦する若い世代が地域全体で応援してもらえる仕組みもできるといいなと思います。目の前の目標は医師国家試験に合格することですが、フィンスイミングと医療の二刀流を目指しながら(笑)、両方を知る人として、アスリートを取り巻く医療環境を充実させられる医師になれたら、と思いますね。

市長　これからの活躍が本当に楽しみですね。今日集まっていただいた皆さんに限らず、若い世代の方々には豊かな個性や潜在的なパワーがあると思います。武蔵野市は来年、市制施行80周年を迎えますが、行政としてもそうした力をさらに引き出せたらと考えているところです。ある時、若い人から「市は乳幼児や高齢者には予算を使っているけれど、若者にはあまり使ってくれない」と言われたことがあって反省しました。これからのまちづくりの主体である若い世代が明るく生き生きと暮らしていなければ、まちの活力は生まれません。今日はたくさん刺激をいただきました。ありがとうございました。

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植野 理太×Teensムサカツ
岩田 美智花×津軽三味線
上野 愛美香×フィンスイミング

